フロアコーティングの比較(性能編)

フロアコーティングの性能比較です。
この表を見て慎重に検討しましょう。

種類 塗膜硬度 塗膜厚 耐久年数
ガラスコーティング 6H以上 5ミクロン 20年~30年
UVコーティング 4~5H 40ミクロン 15年~25年
シリコンコーティング 3~4H 30ミクロン 10年~15年
ウレタンコーティング 3H 30ミクロン 5~10年
水性ウレタンコーティング 2H 30ミクロン 2~4年
水性アクリルコーティング 1H 30ミクロン 0.5~1年

●ガラスコーティング
耐久年数30年以上の最強コーティングです。硬度は6H以上でキズに一番強いコーティング、汚れが染み込まず簡単に落ちる。無機質なので長期間化学変化しないのが長期耐久性の秘密、しかも舐めても無害の安全性。フローリングの質感を生かす低光沢。

●UVコーティング
UV照射機で瞬時に硬化、施工が終わると同時に入居可能が最大の利点。特殊な機材を使用するため施工料金が少し高め。強光沢でピカピカに仕上がる独特の仕上がり。瞬時に硬化してしまうので再施工が難しいコーティングです。

●シリコンコーティング
滑り止め効果が高いコーティング。ピカピカの光沢感。耐久性が難がありますがその分値段が低価格になっています。

●ウレタンコーティング
耐久性が10年余りの中レベルのコーティング。摩擦に強く床を保護します。厚みの調整で光沢の調整も可能

●水性ウレタンコーティング
マンションオプションコーティングの定番。適度なツヤ感、薬品に反応しやすく剥がれやすい。3~5年に一度は再施工が必要。かなり傷が付きやすいコーティングです。

●水性アクリルコーティング
市販のワックスタイプ。ホームセンターなどで売っているいわゆるワックスで自身で施工するタイプ。塗り直しは簡単ですが水に反応して剥がれやすい。ゴミやほこりが混入しやすい。