フロアコーティングをする派しない派

フロアコーティングはかなり普及しているけど、まだまだしない所は多いです。その理由としてやはり初期の金額が高いということが挙げられます。初めにやっておけば後々長持ちしてお得になると分かっていても最初の金額で躊躇ってしまう人が多いと思います。

しかし、やってみないと分からない所が色々あるのでそこの所の説明をします。フロアコーティングのメリットとして傷と汚れが付きにくくなるという説明がなされますが、詳しくみていくとこの2つは微妙に違います。

まず傷ですがフロアコーティングすると確かに傷は付きにくくなりますが全く付かないわけではありません。コーティングの素材より硬い石や鋭利の金属部では傷は付いてしまいます。それなりのケアは必要になります。

それに対して汚れが付かなくなるというのはもっともアピール出来る所です。油性マジックでも除光液で消えてしまう。普段の汚れは殆ど水拭きで取れてしまいます。これが画期的なほど掃除が簡単になるのです。これは床材に汚れが染み込まずコーティングの表面に汚れが浮いている状態になるので決して床自体が汚れる事がないのです。床自体に汚れが侵入しないので腐食などが起こらずフローリングも長持ちするわけなのです。

床に染み込んでしまった汚れは取るのは相当大変になります。洗剤を使ってゴシゴシ擦ったり水拭きして洗剤成分を洗い流したり。そういう事がなくなり簡単になって、それが二十数年続いたらその労力の差は膨大なものになるのではないでしょうか。

そういう行動変化を起こさせるまでには至ってないのがフロアコーティングの現状という事でしょうか。それはまだフロアコーティングを扱っている会社がまだまだ大きな会社ではないのでそこまでアピールできる力が備わっていないからだと思います。これはフロアコーティング業界の力不足の結果なのですが、その為にこのサービスを本来は求めている潜在ユーザーに届けられないのは残念な事です。